弊社の家づくりを少しお話したい思います。その4(やっと説明にたどり着きました)

弊社の理念は、「私たちは、良質な家づくりを通して、住まう方々の健康と生活の質の向上に貢献します。」です。

そこで問われるのは、良質な家づくりとは何か?ということです。

まずは設計と施工に関してはもちろん、人としてもスタッフ一同がお客様に対して誠実であることだと思います。

モノづくりのプロとして、過去の多くの経験から良いと思う資材や部材、工法を吟味してお客様にとって最善のものを提案するということ。

スタッフはいつも向上心をもって仕事に臨んでいます。経験の少ないものは、経験豊富なスタッフに話を聞き、自分のものとしていっています。

その最善の提案をしっかりと説明しご納得いただいた上で施工する事です。

 

私たちが採用している技術のことで、知っていただきたい事はいろいろございます。

1つ目は耐震性能の事。

しっかりと技術的エビデンスのある耐震性能の上に制震技術をプラスしています。

関東地方でのマグニチュード7.0クラスの大地震の30年以内に発生する確率は、70%と言われています。

大地震の後でも住み続けられる家を提供したいとの想いで、許容応力度計算による耐震等級3と制震構造を採用しています。繰り返しの大地震の後でも当たり前に建っている家を提供することが私たちの使命と考えているからです。

最近、トイプードルを飼い初めまして、「福ちゃん」と言います。とても可愛いんです。

毎日、帰ったらさんざん遊んで癒されてます。

もし万一大地震が来て、家が傾いてそこに住めなくなってしまった場合、避難所に身を寄せることになると思います。避難所はペットNGです。その時、家族の一員であるワンちゃんや猫ちゃんはどうなるでしょうか?

福ちゃんを傾いた家にひとりで置いておくなんて、考えただけでもゾッとします。

そんなことにならないよう、飼い主の責任として、耐震性の高い家に住むことは必要と思います。

 

2つ目は断熱性能と気密性能の事

断熱性能はHeat20 G2グレードですとかUA値0.46W/(m2・K)なので冬も暖かですよ。という説明が有るかと思いますが、断熱の性能の計算は、隙間が無いという前提の計算になります。

設計値ではその性能が出ていますが、完成したものの隙間が多ければ、その性能は出せません。

ですので、断熱性能と気密性能はセットで考えないといけないのです。

この神奈川県海老名市は、省エネ基準地域区分は6地域です。

昔、まだ気密性能の基準が規定されていたころ(現在はその規定は無くなっています)

この地域の高気密住宅は5.0㎝2/m2の相当隙間面積以下であれば高気密住宅と呼ばれていました。北海道や東北の基準でも2.0㎝2/m2以下です。

しかしながら、その基準でも今の高気密住宅としては、不十分と考えます。最低でも1.0㎝2/m2以下。出来ることなら0.5㎝2/m2を下回る性能であることが望ましいです。

このブログ以外のところでも、そのような事を書いてあったり、動画で説明したものがネットで出ていると思います。今や当たり前の性能です。

日本の昔の省エネは、採暖という我慢する省エネでした。今は快適に暮らす省エネへと、意識を変えなければなりません。そのためには高気密高断熱は不可欠な要素です。

 

3つ目はパッシブデザインの事

自然の力を使って、高性能な省エネ住宅を最大限に活かす方法です。

冬は、建物の中にある熱を逃がさないようにする工夫(断熱)と、日射熱を沢山採り入れて暖める工夫(日射熱利用暖房)

夏は、建物に入ってくる日射熱を少なくする工夫(日射遮蔽)と、建物の中にしっかり風を通す工夫(自然風利用)

1年を通じて、自然光をうまく取り入れる工夫(昼光利用)

そして、これらすべてを駆使して、使うエネルギー自体を大幅に減らすことです。

高断熱高気密住宅は、このパッシブデザインと非常に相性が良いので、積極的に活用すべきです。

 

4つ目はゼロエネルギー住宅(ZEH住宅)

2014年から取り組み始めたZEH住宅ですが、2018年からは住宅のすべてがZEH住宅を提供させていただいています。

ZEH住宅は、どれも同じと思っていらっしゃる方が多いと思います。

実際は同じではありません。前出2つ目の高気密高断熱住宅で3つ目のパッシブデザインを駆使した家と、気密性の無い家とでは、使う光熱費(一次エネルギー消費量)に差が出ます。

まずは使うエネルギーを削減し、その上で、太陽光発電を適切な量搭載するというのが、本当のZEH住宅の考え方です。バカでかい太陽光発電を載せてエネルギーがゼロだ!なんて言っているのは、30度の真夏日に窓を開けてエアコンでガンガン冷やすみたいなことをしているのと同じです。

地球環境にもお財布にもやさしいZEH住宅をお勧めしています。

 

5つ目は誰もが美しいと思うデザインの住宅

機能を極めると美しい住宅になります。正面はかっこよく仕上げ、裏面は普通に仕上げる。メリハリを付けて価格を抑える工夫をしています。

と、こんな住宅を提供しています。

 

文字ばかりなので、わかりにくいとは思いますが、お気軽にご来社いただければ、丁寧にご説明いたします。

 

ZEHビルダー

建築のひら木はZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は100%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は84%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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