弊社の家づくりに関して少しお話したいと思います。
建築会社は全国に何十万社とありまして、各社がこれが一番良いと思う家づくりをしていると思うのです。
弊社は、土地柄、風土、社会環境、自然環境など、いろいろな条件を考慮して、選択肢の中からその地域にベストなものを提案しています。
わたくしたちエコルハウス(株)ひら木は、創業以来一貫して高断熱高気密住宅を提供させていただいてます。
なぜ高断熱な家づくりをしようと思ったのか。
それは自分が住んでいる家が冬はとても寒かったからにほかなりません。
昭和57年(1982年)に新築した建物だったのですが、この時は断熱材が一切入っていない建物でした。
当時、建築業界的に断熱性能に関してはあまり重きをおいていませんでした。
「申し訳程度に入っているか、いっそのこと断熱材が無い方が建物のためには良い」くらいの考えの設計者や建設会社の方もかなりの数いたと思います。
当時は、私はまだ建築業界に入っていなかったので、そのことすらもわからない状態だったのです。
その数年後、とある建設会社に就職した私は、一般的な断熱性能の建売住宅を建てていました。
いわゆるグラスウール10K厚さ50㎜の壁断熱だったと思います。
ある時、江東区大島のトステム(当時)のショールームの外に高断熱高気密のモデルハウスを見学する機会があり、実際に体感することがありました。
当時、真冬のモデルハウスの玄関に入った瞬間に暖かかったこと、自宅との違いに驚いた事を思い出します。
自宅だと、玄関で「はー!」ってすると白い息が当たり前でしたから・・・(笑)
これからは、高断熱高気密住宅の時代だなと実感した瞬間でした。
つづく・・・