こんにちは。広報担当の久米です。
先日1月20日は二十四節気の「大寒」でしたね。一年で最も寒い時期とされていますが、昨日、今日と日差しのあるところでは、思わず眠気を催すような温かさでした。それでも週末はみぞれ交じりの雨模様との予報を耳にしたので、まだまだ油断できないなと実感しています。
このように寒暖差が大きい時期は、気を付けていても体調を崩してしまいがちですよね。
屋外はもちろん、屋内でも玄関や廊下などは冷え切っていることがあり、家の中の暖かい場所と寒い場所との寒暖差が大きくなります。
暖かい場所から寒い場所への移動など、温度の急激な変化が体に与える影響を「ヒートショック」といいます。急激な温度変化によって血圧が大きく変動すると、心臓に負担がかかって健康に被害を及ぼす恐れがあるため、大変危険だといえます。
WHO(世界保健機関)では、健康を守るため、安全でバランスの取れた室内温度として、18℃以上を推奨しています。低い室温に長時間さらされると、血圧の上昇など体への様々な影響が表れ、健康被害につながるといわれています。
国土交通省が公開している調査によると、朝の居間の室温が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて、総コレステロール値や心電図の異常所見が多いことがわかりました。健康への被害を防ぐためには、暖かい室内で過ごすことが大切だということがわかります。
この調査結果を知った時に、私の母と、実家の厳冬期の室内温度について話したことを思い出し、心配になりました。一日中ストーブをつけていても室内の温度計が10℃を超えないと話していたからです。何年も生活しているので慣れているとはいえ、やはり体への影響は少なくないと感じています。
ヒートショックは急激な温度変化によって生じるため、ヒートショック対策として大切なことは、家の中でできるだけ寒い場所を作らない、暖かい場所と寒い場所の温度変化を少なくするということが重要です。
ひら木は「高気密+高断熱+高耐震性」の家づくりをしています。
家の断熱性を高めることで、家全体が暖かくなって部屋間の温度差も少なくなります。また、冬は暖房しない状態でも室温が下がりにくくなり、冷え込んだ朝に起きた時や外出して家に帰ってきた瞬間、その温かさの違いが感じられます。
ヒートショックの心配も少なくなって安心して暮らしていただけます。
家の中の温度差が気になるという方は、ひら木までお気軽にお問い合わせください。