こんにちは。広報担当の久米です。
先週末は「関東平野でも雪が降り、積もるところもあるのでは?」という天気予報に、不安と期待が入り混じっていました。幸い海老名市周辺では降雪も積雪も見られず、むしろ久々の雨に空気の潤いを感じていました。我が家もコロナ対策の一環で加湿器をかけているはずなのに、湿度が全く上がらず潤いを求めて何度も加湿器に給水していましたが、この二日間の雨で湿温計がニコニコマークになりました。自然の力は偉大ですね。
さて、こんな風に冷え込む時期の風物詩といえば、曇った窓ガラスへの落書きですよね。へのへのもへじや相合傘などが定番でしょうか。楽しい思い出ならばいいのですが、冬の寒い朝にカーテンを開けたら窓がビッショリしていていやな気持ちに…。ほかにもお風呂の天井のしずくや、湯気でメガネが曇るなど、日常生活の中で多く見られますよね。
実はこれが結露です。
結露とは、暖かく湿った空気が急激に冷やされたりすると、空気中の水蒸気が水滴になる現象です。
人の暮らしは常に水蒸気を発生させています。
室内で水蒸気が発生する
→水蒸気を含んだ空気が窓にふれる
→冷たい外気が窓の表面温度を下げる
これが窓の結露の発生のプロセスです。
室内の温度が高くて、窓の温度が低いと窓に結露が 発生しやすくなります。
窓の結露はカーテンや壁紙、家具を濡らすだけでなく、放っておくとカビの発生を招いてしまいます。それをエサとするダニも発生し、乾燥すると空気中に浮遊して、アレルギーの原因にもなります。
「結露」は不快で不愉快なばかりではなく、健康にまで影響する怖いものです。
また、「結露」は建築材を腐らせるなど耐久性も損なわせてしまいます。拭き取れる場所よりも拭き取れない場所の結露が、家に悪影響を及ぼす怖いものなんです。
家族の健康のためにも、家の健康のためにも、結露対策をきちんとすることが重要です。
こまめな換気や空気の循環は日常生活の中で実践できる対策ですが、住まいを「断熱化」することで結露を抑えることができます。
断熱窓を使おう
服装の断熱窓は、ガラス管の空気層や断熱構造により外気の冷たさを伝わりにくくします。窓枠やサッシの室内側表面温度を下げにくくすることで、結露の発生を抑えます。
建物を断熱構造にしよう
建物の構造に使用される断熱材は、外気の冷たさを室内に伝えにくくするとともに、建物の保温性を高め、室内温度を下げにくくする効果があります。
住まいの結露にお困りの方、見えない部分の結露が心配という方は、まずはじめに窓を見直してみませんか?住まいを快適にしたいと思ったら、まずはひら木までお気軽にご相談ください。