こんにちは。広報担当の久米です。
例年節分といえば2月3日を思い浮かべますが、今年2021年の節分は2月2日、つまり明日です。
36年間「節分=2月3日」が続いていましたが、37年ぶりに変動します。2月2日になるのは124年ぶりです。
節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」です。
現代は国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。
節分は立春の前日ですが、立春の日付は年により異なるため、実は2月3日とは限らないのです。
節分がずれる理由は、地球が太陽の周りを1周する時間が、ぴったり365日ではないからだそうです。4年に一度「うるう年」として調整していますが、それでもずれてしまうため、節分の日付が変わることになるんだそうです。
明日の豆まきに太陽と地球の動きが関係しているとは、宇宙のエネルギーを感じながら鬼を追い払いたいと思います(笑)。
その「豆まき」には、鬼を打ち払う意味と、豆を投げ与えて恵み、鎮まってもらうというふたつの意味が込められているそうです。
五穀(米・麦・粟・豆・キビまたはヒエ)には霊力があり、まいた場所は清められて聖域になる…という考え方です。だからこそ「福は内」では室内にも向かって投げるし、まいた後に食べるのだそうです。
皆さんは豆まきに使う豆は、大豆ですか?わが家では落花生を殻のまままいていました。
最近はテトラパック入りの大豆などもあり、家の中のどこからか忘れたころに出てくる節分の豆も少なくなってきているかもしれませんね。
明日は忘れずに「豆まき」をして、鬼を追い払いましょう!