こんにちは。ひら木の大竹です。
進行中の現場からレポートします。
現在進行しているのはリフォームの現場です。
リビングの天井の雨漏りと廊下の壁がトップライトからの結露水で汚損してしまい、他の工務店さんに相談したら、この材料はもう無いので、張り替えできないと断られて、ご相談の連絡をいただきました。
このマンガシロのピーリング(等間隔の目地が入っている化粧合板)は、既製品がもう流通していないので、化粧合板工場に特別に無塗装板を作ってもらい、塗装で色合わせをして部分張替えで対応します。価格は割高になりますが、全面貼り換えよりは、安価であるためこちらをおすすめしました。
現場での修繕工事に取り掛かる前に、ピーリング塗装をしました。
廊下ピーリング増し張りは、なぜ増し張りにしたか?
それはその面で見切れるからです。しかし、これはこれで大変。
天窓があり、吹き抜けになっている為、2mの脚立を使い、左右擦り合わせて張る為、1枚張るのに何度も何度も削るからです。
リビングの天井は剥がして張るやり方。
なぜか?
一部分のみ張り替えなので、増し張りすると、既存天井と段差が生じるためです。
剥がすのも一筋縄ではいきませんでした。まずは床や周りを養生。残す既存天井を傷付けないように張り替え部を剥がしますが、糊と釘で張ってあるため、剥がしになかなか苦労しました。
写真の黒くなった断熱材は、下屋部分のため、断熱材が入ってたのですが、雨漏りによって黒ずんだもので、断熱的には問題はありません。
ピーリングの目地がもともとある天井板と新しく用意したものとで微妙なズレがあるため、微調整をしながら張り替えを進めています。
工事完了まではもうしばらくお待ちいただくことになります。