新築戸建てを建てる前に知っておきたいメンテナンス費用をご紹介します!

新築戸建てを検討している方に知っておいていただきたいのが、家は建ててからも費用がかかるということです。
そのひとつに、住宅の性能や見た目を維持するためのメンテナンス費用があります。
今回は、住まいを丈夫で美しく、快適な状態に保つために重要なメンテナンスについてご紹介します。

家を長持ちさせるためにはメンテナンスと資金計画が大事

住宅は年月、環境に応じて劣化していきます。
だからこそ定期的に点検し、必要に応じて適切なメンテナンスをする必要があります。
チェックすべきは、住宅の基礎や壁・柱・小屋組・斜材(梁や桁)などの「構造耐力上主要な部分」と、屋根や外壁・戸・建具などの「雨水の侵入を防止する部分」です。
建築会社が行う定期点検に加えて、ご自分やご家族が建物の痛みを早く発見できるよう、日頃からこまめなチェックを心がけましょう。
点検で具合を発見した場合は放置せずに早めに対処することで、結果的に修繕費用を抑えることにつながります。

また比較的規模の大きな修繕にあわせて細かい部分の修理も行うことで、それぞれ個別に行うよりも費用を抑えることができます。
例えば、築15~20年で外壁の塗り替えが必要になったのに合わせて、壁などのシーリングや屋根・鉄部・木部の塗り替え、樋の修理なども行うと効率的です。
点検部位や点検項目は住宅金融支援機構のホームページから「マイホーム点検・補修記録シート」がダウンロードできるので参考にするとよいでしょう。

また、同ホームページの「マイホーム維持管理ガイドライン」には点検時期の目安や取り換えの目安が記載されています。
あらかじめ修繕時期と内容を計画し、費用を積み立てておくことで長期的な資金計画を立てることができ、結果的に住宅を長持ちさせることにつながります。

メンテナンスが必要になるのはどんなところ?

負荷がかかっている部位はもちろんですが、使われている材料や環境によっても劣化や耐用年数が異なるので、そうした部位は特に注意して確認する必要があります。
専門家に依頼すべきメンテナンスもありますが、すべて人任せでは費用もかかってしまうので、自分でできる範囲で住まいを点検し、お手入れをすることで住まいの寿命を延ばしましょう。
実際のメンテナンス費用は、不具合の状態や大きさによって大きく異なります。
ご自身の大まかな修繕計画にしたがって、規模の大きなものについては見積もりを依頼すると良いでしょう。

*外壁・屋根

屋外環境の影響を最も受ける部分です。15~20年が耐用年数といわれています。
屋根や外壁の塗装やサイディング目地、窓まわりのシーリングなどのメンテナンスが必要です。

*水まわり

毎日必ず使う場所だからこそ、耐用年数をすぎてしまい機能性に欠ける場合はキッチンやお風呂・洗面台、トイレなどの水まわりの交換をおすすめします。
水まわりは使用状況によりますが、15~20年で不具合が目立つようになります。

エコキュート・給湯器

エコキュートや給湯器の耐用年数は10~15年といわれ、お湯の温度にムラがあったり、お湯を使用中に急に水になったりするなどの症状が出たらお取替え時期のサインです。故障する前に取り換えましょう。
大きな修繕に限らず、日々の手入れの積み重ねによって部材や機器類の寿命を延ばすことができ、ひいては大規模な主膳の回数を減らすことにつながります。

クロス・フローリングなど

内装材のメンテナンスは広範囲ですが、何らかの問題が生じた時や気分転換のために行うことが多いです。
新築当時の内蔵材と同じデザインのものがメーカーで廃番になっていることがあります。
交換する際には一式で行わなければならない場合があるので注意しましょう。

まとめ

今回は、住まいを快適な状態に保つために重要なメンテナンスについてご紹介しました。
ひら木では、メンテナンス費用を含む建物維持費についてだけでなく、ご家族の価値観を優先したお金の使い方を考えながら、長期的な家計をしっかりと見つめて、お客様自身で見通しの明るい人生設計ができるように、ライフプランシミュレーションをさせていただいております。
お気軽にご相談ください。

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ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

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2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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