「家を建てるなら広いリビングにしたい」
「家族が集まる場所だし、友達もたくさん呼びたいからリビングは広い方がいいはず」
このようにお考えの方も多いのでは?
実はリビングを広くしすぎて後悔したという声もよく耳にします。
そこで、今回はリビングの広さで後悔しないためにどうしたらよいかご紹介します。
リビングが広すぎて後悔するのはどんなこと?
1)広すぎて冷暖房が効きにくい
部屋の面積が広くなるほど、冷やすのにも暖めるのにも必要なエネルギー量は増えます。
広すぎるリビングは冷えにくく、暖まりにくい傾向にあり、温度に不満を感じることも。
2)家電のサイズ・容量が大きいタイプのものが必要になる
エアコンやテレビなどの家電は、部屋の広さに適したサイズ・容量のものを選ぶ必要があります。
普及しているサイズのものより、高額になる場合があります。
また、室内を明るくするために照明の数を増やすことも必要になります。
3)光熱費が高くなる
冷暖房費や照明、テレビなど電気使用料が意外と高くて驚かれる方も多くいらっしゃいます。
4)リビング以外の部屋の面積が狭くなる
リビングを広くしようとしてほかの部屋のスペースを割くと、リビング以外で窮屈さや圧迫感を覚えてストレスに。
5)ものが散らかりやすい
リビングは家族が集まる場所なので、その分ものも集まります。
集まったものを置いたままにしておいても困らないだけの広さがあると、片づけを後回しにしてしまい、結果ものが散らかってしまうなんてことも。
リビングを必要以上に広くする分、収納スペースを設けた方が心地よく過ごせます。
リビングは家族の生活の中心である場合が多く、どんな暮らし方をするかによって必要なスペースは異なります。
人は単に広い場所だから集まるというわけではありません。
リビングは数字上の広さよりも心地よい場所にすることを重視しましょう。
リビングが広くとれない場合でも居心地よくできる?
予算や土地面積などの制約があってリビングが広く確保できなくても、工夫次第で開放感のある居心地のよい空間にすることができます。
天井の一部に吹き抜けを作ったり、屋根勾配を利用した高天井にしたり、大きめの窓を設置して視界が抜けるようにすると、限られた空間を広く見せることができ、開放感のあるリビングにすることができます。
また、家具や家電の配置を最初に考えておくことも重要です。
ソファやテーブル、テレビなどを実際に配置してみたら想像以上に狭く感じることも。
広く場所をとってしまう家具や不要な家具を置かないようにするというのも一案です。
まとめ
今回は、リビングの広さで後悔しないためにどうしたらよいかご紹介しました。
リビングは、どんな暮らし方をするかによって必要なスペースは異なるので、数字上の広さよりも心地よい場所にすることを重視するとよいでしょう。
ひら木では、快適なマイホームを実現するためにお客様とスタッフが「家づくり」を共同作業で進めています。
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