ランドリールームは便利?メリットやデメリット、快適に使うポイントをご紹介

ここ数年、日本でもランドリールームの設置を希望するご家庭が増えてきました。
今回は、ランドリールームのメリットやデメリット、快適に使うためのポイントなどをご紹介します。

ランドリールームとは?

ランドリールームは、洗濯に関連する家事をする部屋です。
洗濯とひとことで言ってもさまざまな工程があります。洗濯機で衣類を洗い、それらを干して乾かし、アイロンをかけてたたむところまでが洗濯家事のワンセット。
これらをすべて一つの部屋で行えるのがランドリールームです。

<ランドリールームでできること>

・洗濯

・洗濯した衣類の乾燥

・アイロンがけ

・衣類をたたむ作業

・洗濯用具(洗剤や洗濯ばさみなど)の収納

ランドリールームのメリット

ランドリールームにはたくさんのメリットがあります。どんなメリットがあるのか具体的にご紹介していきます。

メリット①洗濯家事が楽になる

洗濯家事は、なかなかの重労働です。
とくに戸建住宅の場合は物干しスペースが二階になることも多く、階段の昇降だけでも大変です。
これらの工程を一つの部屋で行えるランドリールームは洗濯家事の負荷を劇的に減らしてくれます。

メリット②天気の悪い日でも洗濯物を干せる

雨の日や風の強い日は洗濯物を外に干すことができず、洗濯物が溜まってしまうことがあります。
とくに梅雨時期には部屋干しをせざるを得ず、生乾きや湿気によるカビの発生といった問題も出てきます。
人数が多いご家庭は洗濯の量も増すため、洗濯できない日があるのはかなりのストレスでしょう。
ランドリールームがあれば、天気に影響を受けずに必要な時に洗濯して乾かすことができます。

メリット③花粉やPM2.5から家族を守る

洗濯だけでなく乾燥にも配慮したランドリールームなら、花粉やPM2.5で汚染された大気に洗濯物を晒すことなく衣類乾燥ができます。
とくに花粉症をお持ちの方には部屋干しが可能なランドリールームは嬉しい設備です。
アレルギーをお持ちのお子さんも年々増加しているため、ご家族の健康を守りたい親御さんからも注目されています。

メリット③生活感を抑えられる

ランドリールームを設置すると、洗濯に関するものをひとつの部屋にまとめられるため、生活感が出にくくなります。
外から洗濯物が見られる心配もありません。
また、ここ数年でテレワークになり、ご自宅の生活感にストレスを感じる方が少なくないようです。
ワークスペースから洗濯物が見えたり、本来くつろぎの時間を過ごすためのリビングで衣類をたたむ作業をしなければならないといったお悩みからも開放されるはずです。

ランドリールームのデメリット

ランドリールームにはメリットが多くありますが、その反面デメリットもあります。

デメリット①家族構成に合わない設計

せっかくランドリールームを設置したのに、使わなくなってしまう例も少なくありません。
例えば、洗濯物の量に対しドライスペースが不足し、乾きづらいというケース。
子どもが巣立つといった家族構成の変化に伴い、広いスペースが必要なくなってしまったということも。
ランドリールームを設置する場合は、ご家族構成を長期的に見据えて検討するのがおすすめです。

デメリット②閉塞感がある

洗濯家事をひとつの部屋でできるのは効率的な反面、ランドリールームに滞在する時間も長くなります。
窓がない設計の場合はとくに閉塞感につながりやすく、長時間にわたって作業するのが苦痛になってしまう場合があります。
また、洗濯家事をしている様子が他の部屋から見えなくなるため、家族の家事参加に繋がりにくいということもあるようです。

ランドリールームを快適に使うポイントは?

ランドリールームをより快適に使うためのポイントをいくつかご紹介します。

ランドリールームは湿気対策が重要

ランドリールームは湿気がこもりやすいため、窓や換気扇での換気、また除湿機などを併用し、湿気が溜まらないようにしましょう。
また、壁や床材は水分で傷みづらく、手入れのしやすい素材を選ぶことも大切です。

ランドリールームの収納スペース

ランドリースペースに必要なものをリストアップし、十分な収納スペースを確保しましょう。
ランドリースペースに置きたいものは以下のようなものが挙げられます。

 

 

・洗濯洗剤、柔軟剤

・洗濯バサミやハンガー、ピンチハンガー

・洗濯ネット

・アイロン

・アイロン台

・乾燥機、サーキュレーター(※必要な場合)

また、洗濯物カゴも目隠しできる収納にすると、生活感が和らぎ、すっきりとした空間になります。

 

 

ランドリールームには作業台があると便利

アイロンがけが終わった洗濯物をたたむ際に便利なのが作業台です。
作業をする人に合った高さと広さを確保することがポイント。
作業台を設置できるほどの十分な広さがない場合は、折りたたみ式や収納式の作業台を設置することもできます。

ランドリールームはコンセントの位置や数を考える

ランドリールームで使用する電化製品の数を把握し、十分な電源を確保しておきましょう。
とくに、洗面所と兼用のランドリールームの場合、アイロンをかける隣でご家族がヘアドライヤーを使うかもしれません。
アイロンで使用するコードが、そのほかのものとバッティングしないよう、電源の場所にも配慮が必要です。

まとめ

今回は、ランドリールームのメリット、デメリットや快適に使うためのポイントをご紹介しました。
毎日の家事がより快適で楽しくなるランドリールームを設置してみませんか?
ひら木では、ご要望をもとにおススメのプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

ZEHビルダー

建築のひら木はZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

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2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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