間取りを考える際には、少しでもデッドスペースを無くして空間を最大限に生かしたいところ。
そんなときには階段下の有効活用を検討してみては?
階段下は意外と広く、さまざまな使い道を考えることができます。
階段下のデッドスペースを上手に活用すると、他の空間を広く使えるだけでなく、家事動線や生活動線がスムーズになることも。
今回は、階段下の具体的な活用事例を紹介します。
階段下の広さはどのくらい?
2階建て以上の家では必ず階段があり、階段下のスペースが生まれます。
一般的な住宅の階段は2畳くらいの広さのことが多く、階段下のスペースとしては1~1.5畳くらいが活用できます。
また、平屋の場合もスキップフロアやロフトを採用することで、階段下スペースが生まれます。
階段下の活用アイデア
トイレを設ける
定番の活用方法として、トイレを設ける方法があります。
天井が一部ナナメや階段状に下がる部分ができることもありますが、トイレ空間としてはちょうど良い広さとなります。
ただし、匂いや衛生上の問題を考慮すると、リビング階段の場合はあまりおすすめできません。
洗濯機置き場にする
脱衣室・洗面室と洗濯置き場を分けたい場合などは、階段下はおすすめの設置スペースです。
しかし、間取りによっては家事動線が長くなってしまうなど、使い勝手が悪くなるため、配置関係をよく検討することが大切です。
手洗い器を設置する
玄関脇に階段を設置した場合などは、階段下に手洗い器を設けても◎。
デザインが美しい手洗い器や水栓をセレクトし、おしゃれなタイルなどを施せば、空間のアクセントにもなります。
収納スペースにする
階段下を収納スペースにする場合は、普段の生活動線をよく見直し、何のための収納なのかを検討することが大切です。
キッチンの近くであればパントリーとして、家事動線上であれば掃除用具入れ、玄関近くであればコートなどの外出に必要なものの収納、というように具体的なイメージをすることで、とても使い勝手の良いスペースになります。
ワークスペースとして使う
オープン棚・カウンターを設置すれば、ちょっとしたワークスペースとして使用することもできます。
書斎が欲しいけれど部屋を作る余裕はない!在宅ワークの時だけ使うから広くなくていい!という場合にも、リビングやダイニングと切り離した空間として、スペースの確保が実現します。
インテリアのアクセントにする
骨組みを見せるすっきりとしたオープン階段などを採用する際には、階段下も光が入る明るい空間となるので、工夫次第でインテリアのアクセントにもなります。
大きめの植栽を置いたり、飾り棚を設けたり、デザイン性の高い家具を置いたり、坪庭を設けたりすることも可能です。
家のデザインのポイントとなる魅力的なスペースを演出することができます。
まとめ
階段下のスペースは、広さだけでなく階段の位置や向き、デザイン、形状などによっても適した活用方法が変わります。
具体的な生活スタイルを想像しながら、細かく検討していくことが大切です。
ひら木では、お客様のご要望に寄り添い、ご家族にふさわしい最適な間取りプランをご提案いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。