限られた面積の中でマイホームを検討するとき、悩ましいのは「広さ」か「収納力」か。
特にリビングは広くすっきり見せたいものの、非常に散らかりやすい部屋でもあります。
そんな時、壁の埋め込み収納はかなり有効!
今回は、設置のアイデアとポイントについて詳しくお伝えします。
そもそも壁の埋め込み収納とは?
壁の埋め込み収納は、本来壁である柱と柱のスペースを利用した収納です。
奥行きは柱の寸法プラス1~2センチ程度で浅い造りにはなりますが、非常にすっきりと美しく収まります。
新たにスペースを確保する必要がなく、部屋の面積を削らなくても使いやすい収納が得られるのはとても魅力的ですね。
基本的に、断熱材が入った外壁に面した壁には取付けができません。
部屋の中の壁でも、「耐力壁」という構造体が入った壁には取付けが難しいため、設計段階で詳しく打合せをすることが重要です。
リビングの埋め込み収納の設置アイデア
日用品や掃除道具を入れて家族全員使いやすく
ティッシュペーパーのストックや掃除道具、細々した文房具などをしまう場所として、埋め込み収納はとても便利です。
扉付にすれば、壁とフラットにすっきりと見せることができます。
リビング収納は家族みんなが使いやすい場所のため、それぞれが日用品の補充やお掃除を手伝いやすいというメリットも!
オープンな飾り棚でおしゃれに
あえて扉を付けないことで、魅力的な飾り棚を演出できます。
季節の小物を飾っても、小説などの本を並べても、リビングのアクセントになるおしゃれなスポットになりますよ。
また、棚板をガラスや無垢板にするとリッチな印象に!
腰高にしてカウンター調に
窓下や、全体をへこませた壁部分に腰高で設ければ、カウンター調の埋め込み収納になります。
扉付にすることで、誰でも使いやすくいろいろなものをサッと収納できますね。
おもちゃやコード類などの散らかりやすいものをしまうのがおすすめ。
上に物を置くこともでき、デザインと利便性が両立するリビングになります。
他の部屋でおすすめの設置個所は?
リビング以外でおすすめしたいのはトイレや洗面室。
狭い空間でも、できるだけ収納を増やしたいという方は多いはず。
トイレットペーパーやタオル類が、浅い奥行きでもぴったりと収まり非常に便利です。
また、玄関や廊下にニッチとして設けるのもおすすめ。
上部をアーチ状にしたり、間接照明を取り付けたりすることで、上質でおしゃれなインテリアを演出できますよ。
埋め込み収納をおしゃれにするには?
デザイン性を上げるには、棚板の材質を工夫してみたり、アクセントクロスを使用してみたりする方法があります。
棚板を支えるブラケットも真鍮やアイアンなど、さまざまな素材・デザインがあり、好みのテイストを表現できる部分です。
こだわりが詰まったお気に入りのスポットがあることで、マイホームでの楽しみも格段にアップします!
まとめ
今回は、リビングの埋め込み収納についてお伝えしました。
設置場所の事前検討を行ったうえで、素敵で便利な埋め込み収納を実現してくださいね。
ひら木では、満快適なマイホームを実現するために、お客様のご希望に合わせて様々なご提案をいたします。
皆さまのマイホームに対する理想や思いをぜひご相談ください。