BELS(ベルス)取得でマイホームの価値アップ!メリット・注意点を解説

BELS(ベルス)とは、建物の省エネルギー性能を分かりやすく表示する制度。
脱炭素社会実現のため、省エネ住宅推進の一環として導入されました。
BELSを取得することで、マイホームがより資産価値の高いものへ変わります。
省エネ住宅を検討している方はぜひ導入してほしい制度です!
今回は、BELSのメリット、知っておくべき注意点を分かりやすく解説します。

BELS(ベルス)とは?

BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)は、建築物の省エネ性能についての第三者機関による認証制度です。
複雑な省エネ性能を、誰にでも分かりやすい5段階評価の星の数で表します。
優れた建築物が適切に評価されるように市場の環境整備を図ることが、BELS制度の目的です。
評価はBEI値(省エネルギー性能指標)にもとづき、星の数が決まります。
BEI値は小さいほど省エネ性能が高いことを示し、新築物件は最低でも2つ星以上が付きます。

1つ星★     1.0<BEI≦1.1    既存住宅のみ(既存の省エネ基準)
2つ星★★    0.9<BEI≦1.0    新築住宅基準の最低ライン(省エネ基準)
3つ星★★★   0.85<BEI≦0.9  誘導基準
4つ星★★★★  0.8<BEI≦0.85
5つ星★★★★★ BEI≦0.8

BELS取得のメリット

知識がなくても分かりやすく、評価されやすい

評価が星の数で表されるため、専門的な知識を持っていなくても評価のレベルをひと目で把握・比較検討することができます。
施工会社から顧客への説明が行いやすく、共通の認識を持つことができるようになりました。
そのため、BELSの認定を受けることで建物の価値が担保され、客観的な資産価値がアップします。
省エネ性能が高く快適なだけでなく、マイホームの価値が上がるのはとても嬉しいことですね。

信頼度が高い

BELSは、一般社団法人住宅性能評価・表示協会によって運用されています。
住宅会社や工務店独自に設定している性能データとは異なり、第三者機関による評価のため、基準が明確で信頼度が高い点が特徴です。

ZEHの補助金申請に活用できる

BELS認定を受けることで、ZEH(ゼッチ)住宅の補助金申請を利用することができます。
さらに、各自治体によっては独自に省エネ住宅の補助金制度を設けている場合もあり、併せて活用することで、初期費用の軽減に役立つでしょう。

BELSの注意点は?

初期投資が必要

BELSで高評価を受けるレベルの省エネ住宅にするには、高性能な仕様を必要とします。
そのため、一般的な住宅に比べ初期費用が高くなる傾向に。
ただし、入居後はエネルギー消費を大幅に抑えることができるため、ランニングコスト削減につながります。

申請手続きが必須

BELS評価を受けるには、必要書類をそろえて申請手続きをすることが必須です。
一般的には住宅会社が申請を代行しますが、その際に費用が発生する場合もあり、事前の確認が必要です。
またZEH補助金を受ける場合には、応募期間や工事期間の定めがあるため、タイミングに注意しましょう。

まとめ

今回は、BELS取得のメリット、注意点について解説しました。
評価結果が分かりやすく、信頼性も高い特徴を持つBELS、評価を受けた物件は今後さらに価値の向上が見込まれます。
建築のひら木は、ZEHプランナーの最高峰★★★★★★6つ星を獲得しており、BELSについても豊富な知識と経験を持っています。
省エネ住宅をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ZEHビルダー

建築のひら木はZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は100%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は84%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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