第一種住居地域を選ぶメリットは?高さ制限や住居環境をチェック!

用途地域のひとつである第一種住居地域は、住宅だけでなくコンビニや飲食店も多くとても住みやすい地域です。
地域の特性をあらかじめ把握することで、住居環境やマイホームのイメージがより鮮明になります。
今回は、第一種住居地域の制限内容、メリット・デメリットを分かりやすくご紹介!
家も環境も妥協したくない!
とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

第一種住居地域とは?

利便性高くバランスの良い地域

第一種住居地域は、特に住居環境を守ることを目的とした地域です。
低層住宅地域ほどは建築の制限が厳しくなく、戸建てやマンション、スーパーや飲食店、事務所や公共施設などが混在した地域です。
割合としては、住居が6~7割、その他が3~4割といったところ。
制限が厳しい地域と比べ、利便性が高くバランスの良い地域です。

 

第一種住居地域で建てられる建物

第一種住居地域では、戸建て住宅以外にも以下の建物が建築可能です。
〇共同住宅・下宿・寄宿舎
〇幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・専修学校
〇図書館・病院・公衆浴場・老人ホーム・保育所
〇神社・寺院・教会
〇税務署・郵便局・警察署・保健所・消防署
〇店舗・飲食店・事務所
〇ホテル・旅館
〇スポーツ施設
〇ガソリンスタンド
〇工場(50㎡以内、他制限あり)
施設によっては3,000㎡以内といった制限があるものの、バラエティーに富んだ大きな施設も建築可能です。
一方で、禁止されている建物は以下の通り。
〇パチンコ店・麻雀店
〇カラオケボックス
〇映画館
〇ナイトクラブ
〇その他床面積3,000㎡を超える建物

第一種住居地域での制限

土地ごとに数値や条件に違いがあるものの、住居地としての制限は緩やかで、比較的高い建物も建てられるのが特徴です。
建ぺい率:50~80%
容積率:100~500%
絶対高さ制限・北側斜線制限:制限なし
道路斜線制限(道路の日照や通風を確保するための制限):適応距離20~35m、勾配1.25or1.5
隣地斜線制限(隣地の日照や通風を確保するための制限):隣地境界線上の立ち上がり20mor 31m、勾配1.25 or 2.5

第一種住居地域のメリット・デメリット

メリット

第一種住居地域のメリットは利便性が高く、住居環境が良好な点です。
店舗や飲食店が生活圏にあり、駅や商店街に近い場合も多く、日々の買い物や通勤にも困りません。
夜間でも営業店舗があったり、街灯が多かったりすることで、防犯面の安心度も高いでしょう。
パチンコ店や大型店などは建設不可のため、良好な住宅地として不動産価値が保たれるのもメリットのひとつです。

デメリット

第一種住居地域のデメリットは、日当たりが悪い、騒音や治安が気になる、といったケースがある点です。
第一種住居地域ならではの多少の賑わいも、施設の内容や距離によってはわずらわしく感じる可能性があります。
検討している地域は実際に歩いてみることが重要。
土地の状態だけでなく、人通りの多さ、周辺施設などの環境、将来的に建物が建設されそうな場所があるかどうかなど、現地の様子を把握しましょう。

まとめ

第一種住居地域は生活環境としてバランスの良い地域ですが、将来的に周辺環境が変わりやすい地域でもあります。
実際に現地を知り、暮らしのイメージを膨らませることが、理想の生活を叶える秘訣です。
建築のひら木では、ご家族のライフスタイルや家族構成をもとに、土地探しからサポート致します。
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土地探しの疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に建築のひら木までお問い合わせください。

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ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

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建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は100%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は84%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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