【注文住宅】小屋裏を有効活用しよう!可能な大きさや注意点をご紹介

注文住宅を建てる際、少しでも広く使い勝手の良い家にしたいと考える方も多いでしょう。
小屋裏スペースは延べ床面積に含まれないため、他の面積を削らなくても、大きな収納や趣味の空間が実現します。
面積の兼ね合いで悩んでいる方は、ぜひ検討していただきたい活用方法です!
今回は、小屋裏活用についての規制や注意点をお伝えします。

小屋裏とは

屋根裏や天井裏、グルニエとも呼ばれる「小屋裏」。
天井と屋根の間にある空間を指します。
通常は天井材でふさがれる空間ですが、はしごや階段を設置し、床や壁に内装仕上げをすることで、人が出入りしての使用が可能になります。
屋根に勾配があれば、ほとんどの家が設置可能です。

建築基準法での小屋裏の条件

小屋裏は、条件を満たせば延べ床面積や階数に含まれません。
そのため、居住空間を狭くすることなくプラスで新たなフリースペースを設けることが可能になるのです。
建築基準法における小屋裏としての条件は以下の通り。

・天井高さが1.4m以下

・床面積が下階の2分の1未満

・扉などの建具で塞がない

小屋裏の注意点とは

昇り降りの手段には注意

小屋裏の規制は、建築基準法以外に各自治体によってさらに細かく取り決めがされています。
昇り降りする手段は、固定階段とはしご(収納式または可動式)がありますが、固定階段が認められないケースも。
はしごと階段では、使い勝手も小屋裏の用途も少しずつ変わるため、構造を検討をするときに早めの確認が必要です。

実際の使用環境をイメージ

小屋裏は家の最上部に位置し、屋根のすぐ下という条件から、家で一番暑くなりやすい場所です。
断熱性能を高めることでの暑さ軽減は期待できますが、高温に弱い電子機器やゴム製品、大切な家財・衣類等は置かないような配慮が必要です。
また、広いスペースのために大きなものを収納したいと考える場合も多いでしょう。
その場合は、はしごや狭い出入口、低い天井をクリアして出し入れが可能かを、実際のサイズ感を知ったうえでイメージすることが大切です。
さらに、はしごの場合は想像以上に大変で使いづらいという可能性も。
多少費用がかさんでも階段にした方が良かったと後悔するケースも多いです。

小屋裏を最大限に活用するためには

とても便利な小屋裏空間は、注文住宅でも人気で満足度の高い要素です。
小屋裏が使いやすい空間であるためには、デッドスペースとならないよう長期的な使い道を検討することが重要。
他の居室や収納とのバランスを見ながら、「どんなものを置くのか」「誰がどんなタイミングで使うのか」を細かくイメージしましょう。
家族構成やライフスタイルを考慮した最適な小屋裏は、新居での暮らしをさらに豊かにしてくれますよ。

まとめ

注文住宅での小屋裏についてご紹介しました。
各ご家庭により、新居に求める優先順位はさまざまですが、面積でお悩みの場合はぜひ検討していただきたい小屋裏。
小屋裏の過ごしやすさ、使いやすさは住宅会社の手腕が問われる部分でもあります。
快適で適正価格の小屋裏をつくりたいと思ったら、ぜひ建築のひら木にご相談ください!
お客様のご希望に合わせて様々なご提案をいたします。

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建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

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2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
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