マイホームを守る防犯対策として、非常に有効な手段である「防犯カメラ」と「センサーライト」。
しかし、これらは正しく設置しないとまったく効果がなく、簡単に侵入を許してしまう恐れも…！
今回は、防犯カメラとセンサーライトについての設置ポイントを解説します。
それぞれの効果を最大限に活かした取り付けで、防犯に強い家づくりを実現させましょう。
防犯カメラ・センサーライトの効果とは
空き巣や泥棒の侵入を防ぐ
侵入者は人目に付くことを一番に嫌います。
防犯カメラが設置されていれば、存在自体が侵入の抑止につながります。
センサーライトが反応することで、人目に付きにくい夜間でも犯行をあきらめる十分な動機になるでしょう。
家族に侵入を知らせる
防犯カメラに人影が写ったり、窓の外でセンサーライトが点灯したりすることで、家族が外部の異変に気が付きやすい効果があります。
隣近所の人が気付いてくれるも可能性があるため、家族の不在時にも有効です。
家族の安心をつくる
防犯カメラは侵入抑止だけでなく、家族やペットの見守りとしても役立ちます。
スマートフォンなどを使用し、離れていても室内画像を見られるタイプの製品もあるため、不在時でもお子様やペットの様子をチェックでき安心です。
また、センサーライトは夜間の照明としても重宝します。
玄関付近に設ければ、門から玄関までの道のりを明るく照らしてくれるでしょう。
自動点灯のため、オン・オフの手間なく省エネである点もメリットです。
防犯カメラの設置ポイント
効果的な設置場所を選ぶ
防犯カメラの設置で特に効果を上げやすいのは以下の場所が有効的といえるでしょう。
〇玄関・勝手口・ベランダ
〇駐車場・駐輪場
〇室内
人が出入りしやすい玄関や勝手口、ベランダは、空き巣にとっても主な侵入経路となります。
また、侵入者は車上荒らしや自転車サドルなどの窃盗を行う場合も多く、カメラの設置で犯罪を抑止できる可能性があります。
また、室内は前項のとおり家族の安全を守るためにとても有効です。
手が届きにくい場所に設置する
カメラがあることを認識させることは重要ですが、すぐに手が届く場所だと破壊されたり目隠しをされたりする恐れがあります。
あまり低い位置や、塀近くなどは設置を避けましょう。
光が当たる・障害物がある場所を避ける
日差しが直接当たる場所、自動車のヘッドライトの強い光が当たる場所などは、カメラが画像をきちんと記録できない可能性があります。
さらに近くに障害物があると、死角を使い侵入を許してしまう恐れが。
実際の画像を見ながら、全体をしっかりと捉えられているかをチェックしましょう。
センサーライトの設置ポイント
敷地外から見えにくい場所を選ぶ
センサーライトは防犯カメラと違い、事前に存在を知られないことが大切です。
そのため、外からは見えにくい場所に設置しましょう。
低めの位置への設置がおすすめですが、目的の範囲内で狙い通りに反応するか、夜間にテストすることが重要です。
歩行者などに反応しないようにする
センサーライトは取付位置によって、家の前を通る歩行者や自転車、自動車にも反応してしまいます。
急な強い光は通行人を不快に感じさせ、場合によってはご近所トラブルにつながることも。
風で揺れ動く庭木などにも反応するケースがあるため、設置位置や向きを慎重に調整しましょう。
熱の影響を受ける場所は避ける
人感センサーは、人やものの動きだけでなく熱や温度差にも反応する仕組みになっています。
そのため、エアコンの室外機など熱を発するものの近くに設置すると誤作動を起こす可能性があります。
設置個所の周辺に熱源がないか、事前にチェックしましょう。
まとめ
防犯カメラとセンサーライトは、併用することでより高い防犯効果を発揮します。
しかし、両者の性質は異なり、それぞれの特徴に応じた設置ポイントを守ることが大切です。
建築のひら木では、お客様の理想だけでなく、疑問や不安についても余すことなくお伺いいたします。
お住まいの防犯対策も、ぜひお気軽にご相談ください。
